チーム嶺岡牧の現地調査


 食品企業組織論研究室(佐藤研)では、生産工学部の篠崎研究室(建築工学科・生産工学研究科建築工学専攻)の学生・大学院生と一緒に、「日大生のやってみたいを実現するプロジェクト」に参画しています。

 篠崎研の学生・院生が得意とする建築デザイン研究と、佐藤研の学生が行っている食品ビジネス研究を融合するもので、「食」のストーリーを活かした周遊ルート策定を目指しています。
 

  両研究室の学生達は、これまでにミーティングを重ね、近代酪農発祥地である嶺岡牧地域(千葉県鴨川市・南房総市)をフィールドに調査を行ってきました。
 



 江戸幕府直轄牧、明治政府が推進した地域酪農会社、製乳企業である明治・森永・カルピス・和光堂等の経営史的遺構を調査するとともに、嶺岡牧地域酪農家で広まった個性的な食文化である「チッコカタメターノ」(乳っこ固めたの)料理を調査してきました。

明治乳業のルーツの一つ

 
 森永乳業のルーツの一つ




千葉県酪農のさと(嶺岡牧)







松本牧場




  和光堂千歳牧場跡


 学生達は、これまでの現地での経営史・食文化フィールド調査で明らかにされた「食」のストーリーを、今後の周遊ルート策定に活かしていく予定です。