フィールドリサーチ(2年次)の3日目は、調理ワークショップと経営ワークショップを行いました。ワークショップとは、参加者自身がディスカッションや協働作業を通じて、学びを深めたり、合意形成や問題解決を図ったりしようとする場です。
◯調理ワークショップ
午前は、多古町うまいもん委員会のご協力を得て、地元食材を活用した調理ワークショップを行いました。今回の調理ワークショップの目的は、多古町の地元食材の特性を把握するとともに、今後の新料理開発の参考データを得ることでした。
太田まさ子会長(多古町商工会女性部部長)、高橋君江副会長はじめ、うまいもん委員会の皆様には、調理ワークショップのファシリテーションをご担当いただきました。
ワークショップの進め方について確認します。
早速はじめます。
どんどん進めていきます。
調理を始めると、不思議とテンションが上がってきます。
リーダー学生(3年次)も、積極的です。
多古米を使用した玄米サラダとタコパエリア、元気豚の大和芋巻き、スイーツとして大和芋のパンケーキとさつまいものスコーンを作り、試食・評価を行いました。
次いで、経営ワークショップです。
◯経営ワークショップ
午後は、多古町商工会との共同で、経営ワークショップを行いました。四つのチームに分かれて、マーケティング戦略の視点から、地元食材を活用した弁当新メニューの企画・提案を行いました。
一般向けの弁当だけではなく、あっさりでも栄養満点の高齢者向けの弁当、ボリューム満点の働く人向けの丼物、贅沢志向の松花堂弁当など、複数の企画案についてプレゼンテーションが行われました。経営ワークショップのファシリテータは、教員が担当させていただきました。
なお、4日間のフィールドリサーチの実施報告は、学科ホームページをご覧いただければ幸いです。