酪農乳業の近代文書調査 inいわき市



 本年は、明治150年にあたる年です。内閣官房は、各方面における「明治の歩みをつなぐ、つたえる」を目的に、各省庁を通じて事業を推進しています。その一環で、教員(佐藤)は本年から明治150年酪農乳業史料収集活用事業推進委員会の委員を仰せつかっています。現在、同委員会では全国各地の近代文書を調査・収集している最中です。

 今回は、福島県いわき市を訪れる機会を得ました。目的は、牧牛共立社という酪農会社の文書を調査し、それをデジタル化することでした。二日間にわたり、専門の機器を使用して約1,000枚の写真を撮影してきました。しかしながら、この地では、明治維新150年というよりは、戊辰戦争150年となるわけであります。